クレンジングにはお金をかけるべき?
美容関係の雑誌や記事を見ていると、「クレンジングには一番お金をかけなさい」という言葉をよく目にします。
昔から色々なところで見掛けるけれど、私はなかなかぴんと来ませんでした。
クレンジングって、美容液や化粧水に比べて地味だし、お金をかけてもいまいち楽しくない。
差もよくわからないし、お金をかける意味あるのかなと…。
そう思っていたのは、きっと私の肌がまだ若く、健康だったからなのでしょう。
30を過ぎたころから、急激に肌が乾燥しやすくなり、ちょっとしたことで荒れやすくなりました。
過剰なほど保湿しても全く改善せず、夏でも異常なほど続く乾燥。
多い時には7種類の美容液やクリームを塗りたくっていました。
さすがに不安になり、根本から改善しようと色々な方法を試したところ、肌に合うクレンジングと基礎化粧品に出会えたことで、乾燥の悩みから一気に解放されました。
基礎化粧品については、また別の機会に書くとして、今回はクレンジングについてご紹介したいと思います。
クレンジングを別の物に変えると、途端に肌の調子がおかしくなるので、やはりクレンジング選びは本当に大事。
大人の肌ほどクレンジング選びが肌に与える影響力は大きいと思っています。
間違ったクレンジング選びが乾燥の原因に
私の肌が異常に乾燥していたのは、洗浄力が高すぎるクレンジングが原因の一つだったようです。
特に合わなかったのがオイル系クレンジングです。
メイクをしっかり落とせますが、その分洗いあがりの肌の乾燥は深刻でした。
オイルの種類も、ミネラルオイル、スクワランオイル、ホホバオイル、米ぬかオイル等々、色々試してみましたが、オイル自体が肌に合わないためか、程度の差はあれすべて極度に乾燥してしまいました。
それから、オイル系クレンジングほどではありませんが、合うものが見つからなくて苦労しているのが洗顔料。
肌に優しいものから口コミの評価の高いものまで色々使ってみたのですが、なぜだかどうしても乾燥してしまい、今のところ問題なく使えるものに出会えていません。
特に、石鹸系は洗浄力が高いためか、肌と唇がボロボロになるほど乾燥してしまいました。
洗浄力が高すぎず、ダブル洗顔不要のクレンジングとなるとかなり数が限られてきます。
たどり着いたのはダブル洗顔不要のミルク系クレンジング
今肌荒れせずに使えているのがこの二つ。
冒頭でクレンジングにはかけると言っていた割にはどちらもプチプラです。
MARKS & WEB ハーバル クレンジング ミルク
マークスアンドウェブのミルククレンジングは、私が試した中で最も乾燥しにくいクレンジングです。
ラベンダーとゼラニウムのいい香りがします。
ただし、洗浄力がとても弱いので、使うメイク用品には注意が必要。
アイメイクは、部分用のクレンジングを使ったほうがよさそうです。
洗浄力が弱い代わりに、肌の潤いはしっかり残し、洗いあがりはしっとりもっちり。
今までの悩みはなんだったの?というくらい全く乾燥を感じません。
そして、思わぬ効果があったのが毛穴の開きです。
使い続けるうちに毛穴がみるみる目立たなくなってきました。
私の場合、乾燥によって毛穴が開いてしまっていたために、毛穴にも効果があったのかもしれません。
乾燥が解消され、どんどん肌が健康になっていく感じがします。
乾燥がひどい冬や、肌の調子が悪い日も安心して使うことができるお守り的存在です。
ParaDo スキンケアクレンジング
夏場や、しっかりメイクをした日は、こちら。
セブンイレブンで販売しているParaDo のスキンケアクレンジング。
ミルククレンジングの割にはしっかり洗浄力があり、尚且つ乾燥しません。
洗いあがりは瑞々しく、透明感が出ます。
マークスアンドウェブと比べると多少乾燥しますが、それでもその他のクレンジングと比べると雲泥の差。
ちゃんとメイクも落とせて、これだけ乾燥しないクレンジングはかなり貴重です。
トラブル肌をゼロに戻したいならクレンジングにこだわるべき
クレンジングは、トラブルのない肌をよりプラスにするというよりも、マイナス状態のトラブル肌をゼロに戻したいときにこそ、とことんこだわるべきだと思います。
肌に合うクレンジングを見つけたことで、しばらく忘れていた健康的な肌が戻ってきました。
肌が健康なときは、より肌をきれいにしたいと化粧品に多くを求めていたけれど、健康な肌って本当に大事。
肌トラブルに悩んでいるなら、一度クレンジングに徹底的にこだわってみるといいかもしれません。